2026/07/25 10:01

当店では、一部の商品を自宅のレーザープリンターで制作しています。

私は以前、印刷会社でデザイナーとして印刷物の制作に携わっていました。
その経験をもとに、今日はレーザープリンターと、家庭用でよく使われているインクジェットプリンターの違いについてご紹介します。


レーザープリンターとインクジェットの違い

インクジェットプリンターは、液体インクを紙に吹き付けて印刷する方式です。

細かなインクの粒子を吹き付けるため、複雑な色合いや繊細なグラデーションの表現に優れています。一方で、インクが紙に染み込むため、細い線や文字の輪郭は、レーザープリンターに比べるとやや柔らかい印象になります。また、水に濡れるとにじみやすいという特徴もあります。


一方、レーザープリンターは、トナー(粉)を熱で紙に定着させる方式です。

細い線や文字をくっきりと表現しやすく、水に濡れてもにじみにくいという特徴があります。また、一般的にはインクジェット印刷よりも耐光性に優れ、長期間保存した際の色の変化が比較的少ないとされています。

印刷会社のオンデマンド印刷も、基本的にはトナーを使用する同じ原理の印刷方式です。

もちろん、印刷会社の業務用機は家庭用プリンターよりも高性能ですが、印刷の基本的な仕組みは共通しています。


なぜ自宅のレーザープリンターを選んだのか

これまで私も、印刷会社を利用して商品を制作してきました。

印刷会社は品質が高く、とても魅力的です。

しかし、新しいデザインを少量・多品種で制作するには、コストや納期の面で難しいことも多くありました。

私は、人気商品だけでなく、季節の絵や物語のあるイラストなど、さまざまなデザインを気軽に楽しんでいただけるお店にしたいと考えています。

そのため、必要な分だけすぐに印刷できるレーザープリンターを選びました。


お客様に喜んでいただくために

私が大切にしたいのは、「どこで印刷するか」ではなく、「どうしたらお客様にもっと喜んでいただけるか」です。

今は、自宅のレーザープリンターで制作することで、
より多くのデザインを、できるだけ早く、手に取りやすい価格でお届けできると考えています。

もちろん、今後、人気が高まり、一枚ずつの制作では間に合わなくなった商品については、
印刷会社での製造へ切り替える予定です。

これからも、その時々で最適な方法を選びながら、楽しいデザインをどんどん増やし、
見て楽しく、選んで楽しく、使って楽しい紙ものをお届けしていきたいと考えています。

お読みいただき、ありがとうございました。